きみと同じ歳のころ

いつも眠たい人が書いた文章置き場

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

毛束

歯医者に通っている。虫歯があるわけではないのだが、いかんせん歯茎の調子が悪く、検査で針みたいのを歯茎にぷすぷすと刺されると飽きることなく歯茎から血がじわぁと出るのだ。あとそれは普通に痛い。たまに歯茎めくれるんじゃないかって不安になる。案外…

離島

それはもう全力で夏風邪を引いた。体が熱い、喉が痛い、咳が出る。ループループループ。根本的な原因は分からないが、多分ここ数ヶ月、ストレスでろくにご飯を食べてなくてそれで免疫力が落ちて感染。という感じだろう。家中にある薬という薬を全部飲んで出…

鋭角

去年の暮れから指輪をはめている。はめているのは右手の薬指と左手の小指だ。この指を選んだのには意味はないが、ひかりに反射してひかっているのを見ると「これはいいぞ」と思う。もともと私はアクセサリーに興味はなく、もちろんピアス穴もあけていない。…

菓子

人の惚気話を聞くのが好きだ。まったく嫉妬しない。うらやましいとも思わない。ただしあわせな人のしあわせな話を聞くのが好きなのだ。「すてきだねえ」と相槌をしながらにこにこしてしまう。あなたのしあわせが私のしあわせ、ではないが、聞いていて悪い気…

折紙

私、もう限界だって、夢の中で、首を吊ったの。

焼準

断片的に取得した夏季休暇、親友を我が家に招きとにかく遊び倒した。とにかく楽しかったので、遊んだ内容を備忘として書き記す。※以下、写真掲載親友了承済。水鉄砲 at 公園ヴィレッジヴァンガードで購入したスプラマニューバー(20%OFF)でとにかく水を発…

鳥綱

「いろいろなことがありすぎて、なにもなかったみたい」という台詞の言い回しが好きだ。分かる、分かるぞ。詩的な表現にはかなさを感じると同時に、「だけどそれじゃあもう、私にはどうにもできない」という諦めすらその台詞から感じる。そしてその台詞を言…

被膜

色鉛筆。二十四色の色鉛筆セットを持っている同級生がうらやましかった。私はずっと十二色の色鉛筆を使っていた。二十四色の色鉛筆セットを持っている同級生は色の順番をそろえずにバラバラにしまっていたので、その子の了承を得て二十四本の色鉛筆を順番に…

付箋

郷愁は知らないが郷愁めいたものを感じることがある。私はその場にいなかったのに、その景色を知っている、みたいな。そのときのひかりの量を知っている。空気のにおいを知っている。地面を蹴った足音を知っている。緑の濃さを知っている。影の長さを知って…

隣家

「好きなことを仕事にする」と「得意なことを仕事にする」ってまったく違うよなあと思うのであった。もし、どっちかを選べるのであれば私は「得意なことを仕事にする」を選ぶ。好きなことは趣味としてたしなみたい。別にどっちが正解か不正解かなんてことは…

縷縷

現在働いている現場に新しい人がきたということで、研修をしてあげなさいと上司からお達しがきた。以前も同じことが二回あったが、二回とも仕事の話はほとんどせずに(というか私ができないので)好きなゲームの話ばかりしてた。話が合ったのはある意味奇跡…

臨界

日々、つらく、ねむく、しんどく、くるしい。早く、なにか、変われ。次の、一手を、くれ。硬いもので側頭部を殴られたい衝動に駆られる言葉が言葉でなくなる瞬間をカメラに収めたいあなたがあなたでなくなる前に伝えたかったの死ぬことを検討したことはある…

満潮

ブログって基本書き溜めるものではないも思うのだけど、書きたいことがいくつもあるので忘れないうちに書き残しておく。新鮮度はゼロである。暗い路地裏で暮らしている。薄汚れた服を着ている。あなたは誰だと聞いている。世界が一つの言語しかなかったらど…

麦茶

平日出勤時の朝のルーチンは大体決まっている。私の場合、洗顔→歯磨き→洗濯物を畳む→着替える→化粧→出勤という感じだ。特定の曜日に限り、化粧後にラジオ音源をiTunesにインポートするという作業が発生する。そこには事件や事故などは発生しない。基本、目覚…