きみと同じ歳のころ

いつも眠たい人が書いた文章置き場

離島

それはもう全力で夏風邪を引いた。体が熱い、喉が痛い、咳が出る。ループループループ。根本的な原因は分からないが、多分ここ数ヶ月、ストレスでろくにご飯を食べてなくてそれで免疫力が落ちて感染。という感じだろう。

家中にある薬という薬を全部飲んで出勤。熱は怖くて測らなかった。朝は割と薬が効いていたが、午後になり見事に悪化した。途中駅を降りて休みつつ、気力で帰宅し、父にヘルプ連絡。熱は38.7℃。わあ。風邪のときは風呂に入ってはいけないとか大丈夫だとかなんだかんだ情報が錯綜しているが、やけくそで一番熱い温度のシャワーを浴びた。気持ちだけはすっきりした。そして娘からのヘルプを受けた父はスポーツドリンクやビタミンが含まれたゼリー飲料を買ってきてくれた。チョイスが理想すぎて逆にビビる。

家に以前処方してもらった病院の薬が残っていたので服用(38.0℃以上の熱があるときに飲んでいい薬)。呪いに近い願いで睡眠。夜中目が覚め、体がだいぶ楽になったと思いながら熱を測ったら38.2℃。なぜ。
翌朝、病院に行って診察。薬を出してもらった。そしてなにをとち狂ったかその足で出勤。こいつなにも考えてないな。処方された薬を飲んだところで結局は休まなきゃ意味がないので、また命をごりごり削って退勤。家に着く。熱を測る。38.5℃。まともじゃなさすぎてはははと感心した。また熱いシャワーを浴びると体が少しよくなった気がしてお腹が減る。さすがになにか胃に入れてから薬を飲まないといけないことは分かっていたので、昼、コンビニで買った野菜がたくさん入ったスープをもそもそ食べる。食後、処方された薬をなんとなくゼリー飲料でのみくだす。
暑いからクーラーをつけて、喉がさらに痛くなると困るから加湿器をつける。これ、意味ある?

次の日は流石に休むことを決めた。朝、ちょうどいい時間に会社に連絡してから睡眠。起きたら喉以外は割とよくなっている気がする。熱は36.9℃。おお、いい感じ。冷蔵庫に入っていた小さいみかんを食べて処方された薬を服用。気づけば加湿器の水がなくなっていた。そうか……ちゃんと加湿されていたんだな……。みかんをひとつ食べたら死ぬほどお腹が空いたのでうどんを茹で、生卵と納豆で混ぜて食べた。見た目は最悪だが、味はうまい。土日を挟んで月曜日は出勤した。体は楽になっていたが、咳に併発された吐き気はするのに空気しか吐けなくて、空気の塊が喉を圧迫して苦しくて顔が涙だらけになる。あとマスクするのあっつい。

そしてまあずうっと咳が止まらないのだった。驚くほど止まらない。一番困るのは寝床に入ったときで、ゴホゴホするもんだから寝る以前の問題だ。そのときの解決策は『息を止める』しかなくて途方に暮れていたのだが、ネットで色々と調べて行き着いた「もしかしたら肺炎かも」という恐怖心が身を包み怖くなって翌日病院に駆けこんだ。医者に事情を説明して、聴診器を当ててもらったがとりあえず変な音はしないとのこと。咳用の薬を再度処方してもらったのだけど、服薬すると喉の痛みは引いたがやっぱり咳が止まらない。前よりかはましかもしれないが、咳のしすぎで頭がばかになっているので前日比ができない。咳、めっちゃやっかい。どうすりゃいいんだろうな。早く治らないかな。