きみと同じ歳のころ

いつも眠たい人が書いた文章置き場

隣家

「好きなことを仕事にする」と「得意なことを仕事にする」ってまったく違うよなあと思うのであった。もし、どっちかを選べるのであれば私は「得意なことを仕事にする」を選ぶ。好きなことは趣味としてたしなみたい。別にどっちが正解か不正解かなんてことはなくて、どっちも選んでいいし、どっちも選ばなくてもいいと思う。

クリエイティブ・ギャラクシーという外国のアニメを知った。
アートでクリエイティブな問題を解決するという(Amazonの説明文から引用)すごく平和なアニメだ。悪い人は誰もいない。三話まで見たのだがなかなかよかった。主人公のキャラクターが鮮やかなグリーンなのもまったく気にならない。もともと英語のアニメだが、吹き替え版があるので私はそっちを見ている。私は子供のころから工作が好きで、一番好きな教育アニメはわくわくさんだったのだが、クリエイディブ・ギャラクシーはそれをアニメ化してキャラクター化させてアート寄りにさせた感じ、と言えば伝わるだろうか。途中で実写の子供たちがアニメの内容に沿った工作をそれはもう楽しそうにする。アニメ同様、そこにも意地悪を言う子やからかったりする子はいない。純粋な子供だけが映っている。
主人公がクリエイティブな問題を解決させるためにロケット船的なものに乗って他の星に行くのだが、乗るたびに「シートベルトを閉めて~」と言うので「えらい……子供なのにえらい……」と変なところで私の中での好感度が爆上げしてる。まだ幼いのになにかしてもらったらちゃんとお礼も言えるし、相手のことも考えられるし、心やさしいし、思いやりもあるしと子供向けのアニメだからなのか分からないけど、そういうところもしっかりしていて「この子供……できる……」と感心する。誰も傷つかない誰もかなしまない心が限界のときに見るととてもいい。つまり、いまの状況のことだ。