きみと同じ歳のころ

いつも眠たい人が書いた文章置き場

縷縷

現在働いている現場に新しい人がきたということで、研修をしてあげなさいと上司からお達しがきた。以前も同じことが二回あったが、二回とも仕事の話はほとんどせずに(というか私ができないので)好きなゲームの話ばかりしてた。話が合ったのはある意味奇跡だ。表向きは研修のはずなのに実はゲームの話をしていたということが上司にばれたらいけないので、一応カモフラージュのためにそれっぽい資料も作って「もしなにか言われたらこれを見せてください」と言ってそれぞれ渡した。頑張りどころを間違えている。二人はとてもいい人なので告げ口などはしないでいてくれたが、「事実を隠せ(要約)」と言った張本人がそれなりの罪悪感に苛まれたので、その後上司には自分から正直に話した。とりあえず怒られなかったことだけは伝えておく。

他の人は自分が受け持っている業務の説明をきちんとしたそうなのだが(それが当たり前である)、普段から庶務っぽいことしかしていない私にはなにも話すことがなかったので、そんなことになってしまった。社会人としてどうなのって思う。私も思う。
というか、現場にきて初っ端から自分が直に携わらない業務の話をされて困らない人っているのだろうか。私だったら困る。忘れる。ならば研修(という名の自己紹介)では相手のことを少しでも知ることができるような話をしたほうが断然いいし、私は楽しい(人はそれを怠慢と呼ぶ)。難しいな。色々と。

と、さっきまでのんきに書いていたのだが突然会社から人事異動について話したいので時間をくださいとのメールがきてびっくりしている。こわい。人事異動ってなにするんだろう。別日に詳しく面談するとのことなので面談可能な日時と、「頼む、もう少し、詳しく」といった趣旨のメッセージを返信した。人事異動といっても、いま働きに出ている現場内のことなのか、私が正社員として籍を置いている会社内でのことなのか。ぶっちゃけいま仕事量少ないので、まあまあまあまあって感じでもあるけどいきなり心臓に悪すぎてびっくりした。メールきたのこの間の金曜日。土日落ち着いていられる自信がない。

とりあえず人事異動についてウィキペディアで調べた。
内容を見て、おお、こわいこわい、と思ってたら返信がきた。

要約すると十月から働く現場が変わるらしい。なるほど。いまの現場、定時後でも渋谷や恵比寿にあるライブハウスにめちゃくちゃ行きやすい場所だったから好きだったんだけど。これは仕方ないな。自分のスケジュール調べたら現場が変わったあとでも平日にライブの予定入れてて「これはやばいぞ」と思った(やばいと思うところそこじゃない)。とりあえず、渋谷・恵比寿に行きやすい立地にある現場だといいな……それか有給が取りやすいところがいいな……(新しい現場での業務については考えない)。


追記
研修:ざっくりと終わらせた。仕事の話は一切せずに、雑談をして時間をつぶした。割と楽しい時間だった。しかしまあ年下の女性との接し方が分からない。とある話題についてジェネレーションギャップを感じてしんどかった。
現場:いまの現場から離れられることができるうれしさがある反面、社会は地獄の塊ということをまざまざと思い知らされてしんどい。とにかくしんどい。吐き気がする。聞いた話によると渋谷・恵比寿には行きづらい。詰んだ。