油性
日々、文章を書いたりしているのでそれを本にするために一太郎を買っている。買い始めたのは2017年からで、2018年、2020年版のものが手元にある(2019年版はフォントに魅力を感じなかったので保留)。Wordですらほとんど業務で使ったことがないのにいきなり一太郎って……と最初は不安だったけど、「本用に作る」とだけ決めていたのでほとんど迷うことなく使えている。
Mac使いの人間なのでInDesignを導入したときもあったけど操作方法がめっきわからなくて早々に解約した。一太郎もMacバージョンでないかなあ。
基本機能よりフォント目当てで、2017年の筑紫、2018年のイワタはほんとうに良い書体で本にも使った。2020年版はA1明朝がつくということだったので脳死プレイで予約した。ずっとほしかったフォント……。来年か再来年あたりに濱明朝ついてこないかな……(欲望)。
基本的に新潮文庫スタイルで組版しているので特段難しいことはなくて、でもたまには奇をてらいたいよな……InDesignならできるんだろうな……と思いながら作業してる。普通の日本語フォントは二万するのは当たり前で、なのに一太郎の機能込みで三万弱(2020年版)で買えるってすごいすごすぎる。2021年版のフォントが楽しみすぎる。
普通の書籍では組版について書かれている本はほとんどないのなんでだろうな(Amazon調べ)。デザインについてはたくさん書籍があるのに。
以下本を作る上で参考にしたもの
読んでいて楽しいし勉強になる。商業小説本の設定値が乗っているページがあるので参考になる
これは本当におすすめ。各本のサイズの余白やフォントサイズが記されていてわかりやすい。迷ったときにすぐ読む本
上記二冊、一太郎の操作方法を説明しているわけではないけど、ほんとうに読んでいてためになるから組版に迷っている人がいたらぜひ。一太郎の操作方法はどこで学んだか忘れた。けどなんとかなってるから大丈夫。