きみと同じ歳のころ

いつも眠たい人が書いた文章置き場

水平

前の現場の信頼できる大人たち(ただし、もうその現場から離れて新しいところに行っている人もいる)と飲みに行った帰り、私がその会社の中で一番信頼を置いている人が、私のバッグの中になにも言わずただ、ぼすっとなにかを入れて颯爽と電車を降りて行った。なんだなんだと思ってまだ電車に乗っている信頼できる大人に箱を開けてもらったら、中にはAesopのハンドバーム、リップバーム、その他おそらくヘアパック的なものが入っていてびっくりした。そのときの私は、「このブランド知らないけど、多分というか絶対いいやつだ」と介護されるほど酔った頭で思って、家に帰って検索したらやっぱりいいブランドで、しかも親友の買い物につき合ったときに店に行ったこともあった(ブランド名だけでは分からなかったけど、サイト見たら見覚えのあるパッケージのものがあったので多分そう)。

ハンドクリームもリップクリームも誰かからプレゼントされるのははじめてだ。それもこんなにもいいものを……。リップクリームはいまのがなくなったら使う予定で、ハンドクリームは早速現場に持って行ってことあるごとに塗っている。柑橘系ともフローラル系ともいえないにおいだがなんか癖になって、何度も手元を鼻に持って行っている。リップクリームは毎日使っているけど、ハンドクリームを塗る習慣はまったくなかったので経験になるものをいただいてしまった。こういういいものひとつ持っているだけで、いい人間になれた気がするから私は単純な女だ。

ハンドクリームはこれを定番にしようかなと思うくらい気に入っている。リップクリームは消耗が早いからちょっと考える。サイトを見たらいろいろなケア用品が売っていてそのすてきさに心奪われたけど、買ってももったいなくて使わない未来が見えたのでいまのところ大丈夫かな。

www.aesop.com

 

f:id:baooooo:20191108145752j:plain

撮った写真を見てはうっとりしている


前の現場の信頼できる大人たちは、時々みんなで集まって飲みに行っていると教えてくれて、今回から私もその輪に加われることになって本当にうれしい。また、前々の現場の人ともたまに鳥貴族に行くんだけど、そのたびに切れない縁ってあるんだな~って思っている。それも好きな人たちだけだから余計にうれしい。