きみと同じ歳のころ

いつも眠たい人が書いた文章置き場

積本

最近は小説よりも短歌集を読むのが好きで、己の好みに合いそうな本を欲望のまま買っている。

つむじ風、ここにあります (新鋭短歌シリーズ1)

つむじ風、ここにあります (新鋭短歌シリーズ1)

 
ラインマーカーズ: The Best Of Homura Hiroshi

ラインマーカーズ: The Best Of Homura Hiroshi

 
水中翼船炎上中

水中翼船炎上中

 

まだすべては読み切れていないが、鉄板の穂村弘以外に、木下龍也という歌人を新しく知れて、なおかつその短歌集が私の好みにドンピシャだったからもう最高である。本を読みつつ、気に入った短歌には片っ端から付箋を貼っている。

後日、ネットサーフをしていたら偶然このウェブページを見つけた。

lab.p-press.jp

サイトの内容もよかったのだが、このウェブページで強くおすすめされている、千種創一『砂丘律』と吉田恭大『光と私語』。どちらも知らない歌人であったがどうしようもなく惹かれるものがあったので即注文。

砂丘律

砂丘律

 

Amazonから直接ではなく、青磁社オンラインから発送されるものを買った方が安い
 

inunosenakaza.stores.jp

拡張キットも一緒に買った方がより楽しめる

 

後日、二つとも無事に手元に届いてまず驚いたのが装丁のすごさだった。これ、手に取ってみないと分からないかもしれないのだけど、とにかくすごいのだ。よくこの紙を使えたなとか、組版大変そうだなとか、この背表紙攻めてるとか、カバー? え? これカバー? みたいなはじめて火を見る原始人みたいな反応をしてしまった。短歌に興味ある人はぜひ手に取ってほしい。

これもまだ全部は読めていないのだが、ふたつとも手に取ったときから好きです。短歌の雰囲気もすごく好きで、異国を感じる。自分の中で新しい世界が広がったことに感動した。