きみと同じ歳のころ

いつも眠たい人が書いた文章置き場

床板

以前、夏休みの予定目標について書いたのでその成果について。

▼夏休みにしたいことリスト

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1.積み本を消化する
・水中翼船炎上中→読了。エレベーターガールの短歌が好き。
砂丘律→中東のにおい、砂埃。
・光と私語→まだ読み途中。
フェルマーの最終定理→まだ読んでいる最中。なにぶんページ数が多いが、案外楽しく読んでいる。退勤時に読むのが性に合っていることに気づいた。


2.映画をとにかく観る(ゴダール中心)
以下、レンタルで借りて観た映画と感想

her/世界でひとつの彼女
耳にイヤホン差してOS彼女と話しているみたいだけど、人中でもそれできるってすごい。街中で「Hey Siri」とか「OK Google」って声に出して言う並みに勇気いると思う。OS彼女はすごい優秀だけど、641又しているのには笑った。なのに主人公の男のことを好きだという。めちゃくちゃだな。

花様年華
背徳感ましましな逢瀬がよかった。あと女性のチャイナドレスがすごい似合っていたくらいしか正直印象に残っていない。特に悪評する要素はなかったけど、『英BBCが選んだ「21世紀 最高の映画100本」で、2位に選ばれている。』by Wikipediaの理由が分からなかった。なんでだろう。艶やかな機微?

四月物語
松たか子かわいい。着ているワンピースかわいい。色が淡い超雰囲気映画。春だな。青春だな。松たか子かわいいな。白昼夢を見ているようだった。

胸騒ぎの恋人
顔の良い男を、親友同士の男と女で取り合うだけの映画。なんのロマンチックも新しさもない。正直つまらなかった。

恋する惑星
インスタントカメラみたいながさがさした色合いがいい。金髪・赤縁サングラス・トレンチコート超イカす。この女の恋の話をもっと観たかったのが正直なところ。別の女はボーイッシュだが、勝手に男の部屋の鍵を使い、勝手に部屋の模様替えするのには引いたというかどう考えても非常識すぎる。だが、最後の搭乗券のシーンはよかった。あと主題歌もよかった。

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彼女について私が知っている二、三の事柄
別にえぐいシーンとかグロいシーンとかないけど、食事をしながら観てはいけなかった。なんだろう、退廃な色に食欲が失せた。色彩・自白・娼婦・差しこまれる絵。パズル。これは映画ではなく、芸術映像。ストーリーはさっぱり分からなかったが、それ以外は分かりやすくゴダールだった。

気狂いピエロ
いつのまにか誰かが死んでてびっくりした。やっぱ引用やモノローグが多い。雰囲気、仕草、雄大な音楽。いい女がライフル担いでベランダから街を覗くシーンがなんかよかった。
すごい逃げてる。めっちゃ逃げてる。たのしい映画ではないけどやっぱり色きれいだなあ。
「まるで望郷だ」

勝手にしやがれ
白黒映画。
「時々 火星人の顔になる」
女のベリーショートがかわいい。
情報見て知ったんだけど、この映画、二十八歳のゴダールが撮ったとかすごい通り越してこわい。
「最低って何のこと」


3.植物園に行く
なんとなく気分じゃなかったので行かなかった。


4.私物の整理(洋服、CD、データ諸々)
いくつかCDとDVDを売りに出した。受け取ったお金でナツノムジナのアルバムを買った。お金の循環。


5.その他
秋服を二着、収納用具、CD、短歌集を買った。

仕事用

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私服用

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収納用具
このシリーズ便利すぎるから全人類に買ってほしい。

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あと世界で一番好きなバンドのベストアルバムを買った。歌詞カード見ただけで泣いた。cinema staff高橋國光が共同制作をした「斜陽」は今年一番の名曲。

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短歌集

ひとさらい 笹井宏之第一歌集

ひとさらい 笹井宏之第一歌集

 
てんとろり 笹井宏之第二歌集

てんとろり 笹井宏之第二歌集

 


あと久しぶりに心療内科に行き(診察なしで薬を受け取れる回数を消費したため)、先生に色々と話したら新しい薬がたくさん増えてうけた。